2024.05.22
子どもを伸ばす褒め方
あなたはご飯をこぼさずに食べた子どもにどんな言葉をかけますか。
褒め方には大きく分けて3種類あります。
- おざなりほめ
どういうところがどういう風によかったのか具体性に欠ける、中身のない表面的な褒め方をする
「すごいね!」「上手だね!」
- 人中心ほめ
性格(優しさ・気遣いなど)・能力(頭の良さ・足の速さなど)・外見(顔・体形など)といった、表面上の特徴を中心にほめる
「優しいね」「頭がいいね」「かわいいね」
- プロセスほめ
努力・過程・試行錯誤した手順を中心にほめる
「がんばって最後までやりきったね」
「失敗してもあきらめなかったね」
「いろいろな方法を試したね」
最初の質問ですが、「すごい、すごい」というだけなのがおざなりほめ、「おりこうさんだね」と言うのが人中心ほめ、「こぼさないようにスプーンの持ち方を変えてみたのね」というのがプロセスほめになります。
ほめ方には3つのポイントがあります。
☆成果よりもプロセス(努力・姿勢・やり方)をほめる
☆もっと具体的にほめる
☆もっと質問する
本来こどもが求めているのは、評価ではなく、何かを達成したとき、新しいことを発見したとき、嬉しいことがあったときに、大好きな両親や先生とそれを共有することなのです。
つまり喜び・興奮・驚きなどといった感情を、大切な人と一緒にわかちあうことで、自分の居場所があるという感覚が生まれ、幸せな気持ちになれるのです。