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名城大附属高校の塾向け説明会に出席しました!

2024.10.10

名城大附属高校の塾向け説明会に出席しました!

個別指導学習塾・アン進学ジム尾張旭教室塾長の林です。
本日10/10(木)に名城大附属高校の塾向け学校説明会に行ってきました!

名城大附属高校は尾張旭や守山区あたりから結構距離があるので志望者自体は少ないですが、学校説明会に参加すると気に入って帰ってくる生徒が多く、一時間以上かけて通学している生徒もいます。慣れてしまえばあまり苦にはならないようで、意欲溢れる生徒に人気です。志願者数が22年連続愛知県内No.1(生徒数2,028名(令和6年4月現在)、受験者数,6117名(令和6年度入試))ということで絶対王者の私立高校という感じですね。この塾向け説明会も他の高校とは一線を画し、横綱相撲という感じです。高校生たちへの指導の成果が見られる時間が設けられているのは嬉しいですね。また、校長先生からは昨年同様、合否判定の機微に関する部分も教えていただき、大変参考になりました。

今年の主な変更点

特になし
(昨年の校長先生の説明が「長すぎ」と教頭先生に叱られたようで笑、今年は話す時間が短くなっていましたが、来年は気が済むまで話を聞いてみたいです。)

変更点ではないですが、今年聞けた新情報は以下の通りです。

・R6春は国公立大合格者91名中、進学クラス30名で年々増加中
→5年前と比べると、特進はほぼ横ばいなのに対して、進学は倍増

・特進クラスと進学クラス入学者の入試当日点差は小さい
→ネット等に出ている偏差値ではなく、コースごとの特色をよく見て選んでほしいとのことでした。(入学後にミスマッチを感じる生徒もいるとのこと)

・名城大への特別推薦枠は使い切っていない
→コースにより推薦がもらえる学部が違っている&学部の人気差により、300名定員の推薦枠に対し、例年7~8割程度(卒業生の1/3程度)が名城大に進学しているそうです。
※名城大学への特別推薦で合格→国公立大学(一般入試)も受験可能

名城大附属高校のコース体制は以下の通りです。

【普通科:特進クラス】国公立大や難関私大進学を目指す

週31時間のカリキュラムで土曜日の講習はなし、と他校の特進に比べると余裕を持ったカリキュラムが特徴です。そのため、部活に参加している生徒が約6割と以前に比べて増加しています。自分で課題を見つけて探究する「数理探究基礎」「理数探究」「総合的な探究の時間」、研究結果を発表する「各種研究会」「海外研修」を通じて、新たな興味関心を引き出し、主体的に学び進める姿勢を養います。例年45名前後が国公立大学に進学しており、原則として名城大学への特別推薦はありません。

【普通科:スーパーサイエンスクラス】SSHの取り組みの主対象となるクラス/国公立大・名城大進学を目指す

原則推薦入試・特色入試のみの募集ですが、特進・進学クラスの一般入試合格者のうち、数学・理科の優秀者はスーパーサイエンスクラスに勧誘されることがあります。3年間同一クラスなので、他のクラスへ異動することはできないので、理工学系・生化学系に関心ある生徒におすすめです。例年5名前後が国公立大学に進学しており、名城大への特別推薦は「都市情報学部」「情報工学部」「理工学部」「農学部」「薬学部」が可能です。

【普通科:国際クラス】SGHネットワークの取り組みを牽引するクラス/国公立大・名城大進学を目指す

原則推薦入試・特色入試のみの募集ですが、特進・進学クラスの一般入試合格者のうち、英語の優秀者はスーパーサイエンスクラスに勧誘されることがあります。3年間同一クラスなので、他のクラスへ異動することはできません。例年国公立大学には数名が進学しており、名城大への特別推薦は「法学部」「経営学部」「経済学部」「外国語学部」「人間学部」「都市情報学部」が可能です。

【普通科:進学クラス】名城大学進学の中核となるクラス/国公立大・難関私大・名城大進学を目指す

近年、国公立大学・難関私大の合格者が増えていることが大きな特徴のクラスです。推薦基準を上げたことにより、高い学力基準を持った生徒たちが進学クラスに入学してきており、特進クラスとの学力差も大きなものではないとの話でした。名城大への特別推薦が使えることが大きなメリットで、名城大学を押さえとして国公立大学にチャレンジしている生徒も多くいるようです。何が何でも国公立大という方針ではないため、難関私大への進学者も増加(ただし、名城大特別推薦との併願は国公立大のみが対象)。名城大進学希望者の約90%が名城大へ進学しています。また、理系・文系と分かれない文理融合カリキュラムで、3年次に(理科科目選択)と(社会科目選択)に分かれ、名城大特別推薦も選択科目により異なります。
(理科選択)「都市情報学部」「情報工学部」「理工学部」「農学部」「薬学部」
(社会選択)「法学部」「経営学部」「経済学部」「外国語学部」「人間学部」「都市情報学部」

【総合学科】国公立大・名城大を含む私大進学を目指す

4つの系列(社会探究・地域交流・ビジネス・数理)で特色のある授業を学び、9割程度の生徒が四大に進学しています。一般的な総合学科が普通科と専門学科のちょうど中間くらいの進学実績だと考えると、すごい数字であることが分かります。名城大への進学は4割ほどですが、普通科と評定の基準が異なるため 総合学科の方が成績を取りやすく、学内基準が同じな指定校推薦は総合学科の方が狙い目なようです。1年次は共通カリキュラムで、2年次に上記4系列に分かれ、名城大特別推薦も系列により異なります。
(社会探求系列・地域交流系列・ビジネス系列)「法学部」「経営学部」「経済学部」「外国語学部」「人間学部」「都市情報学部」
(数理系列)「都市情報学部」「情報工学部」「理工学部」

 

名城大附属高校の説明会等の予定は以下の通りです。
・第1回公開見学会 10/12(土)
・第2回公開見学会 10/19(土)
名城大附属高校HPはこちら

ブログでは書けない内容もありますので、生徒・保護者の進路相談に活用させていただきます。

 

 

名城大附属高校につきましては、こちらのアン進学ジムあま本部教室・山口塾長の記事もご参照ください。

名城大学附属高等学校に合格するための偏差値と内申点・入試対策のまとめ

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