2024.11.25
愛知県公立高校入試について~国語編~
こんにちは。
個別志導のサクセスの丸井です。
先日の愛知県公立高校入試の合否判定の方式についてはいかがでしたでしょうか。本日より各教科のポイントをお知らせしていきます。まずは国語です。
国語
●出題方式
基本的に大問が4つの構成です。
現代文の読解が11問、古文・漢文の読解が4問、漢字・慣用句・熟語が3問の合計18問です。
●傾向
現代文の読解では大問1で論説文、大問3で小説が出題されます。ここ数年は本文を踏まえた生徒の意見、感想、参考文などを踏まえた問題が出題されています。共通テストの出題形式を真似ているのでしょうか。
以前は数十文字の記述式の問題がありましたが、マークシート式に変更になったことに伴い、その問題も無くなりました。もちろん適当に書いても正解する確率があるのは当然ですが、「マークだから簡単になった」と考えるのは余りに安直です。ただ文章を読むだけでなく、内容理解も同時に行うことが出来るスキルが求められます。ますます得意なこと苦手な子の差が広がるのではないでしょうか。
古典については古文、もしくは漢文が1題出題されます。それほど難しいことを問われることはなく、しっかりと文章の意図を汲むことが出来れば点数を取れる問題です。
●平均点について※2017~2022年度の入試はA日程とB日程の平均で出しています。
2017年:14.5点
2018年:14.0点
2019年:13.6点
2020年:14.2点
2021年:14.5点
2022年:14.4点
2023年:14.8点
2024年:11.2点
例年13~14点程度が平均でしたが本年度の入試ではガクッと点数が落ちました。記述がなくなり漢字の出題形式もかなり楽になったのにもかかわらず、これだけ点数が落ちているという事は明らかに文章が難しくなった、読みにくくなったと言えるのではないでしょうか。
実際に私が解くのにも例年以上の時間が掛かった記憶があります。文章を読むのに時間が掛かる子だとより一層対策が必要になってきます。
●対策
どの教科にも言えることですが、まずは問題形式に慣れることが必要です。マークシート式に変更になった過去2年分はもちろんのこと、それ以前の問題にも積極的にチャレンジしていきましょう。国語は対策をしてすぐに伸びる科目ではありません。長期間コツコツと取り組むことが結果に繋がります。サクセスの対策としては、入試の過去問を解き終えた後に全県模試の過去問、入試形式が愛知県と似ていると言われる兵庫県、神奈川県などの問題にも取り組んでいきます。
国語については以上です。次回は数学ついて説明します。
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