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2025.05.07

AI時代に対応した子どもの育て方とは?今、家庭でできる5つの習慣

AI時代に対応した子どもの育て方とは?今、家庭でできる5つの習慣

 

はじめに:AI時代における子育ての重要性

今、私たちが生きている時代は、AI(人工知能)が日々進化し、すでに私たちの生活に深く入り込んでいます。
例えば、音声アシスタントや自動翻訳、AIによる学習サポートツールなど、子どもたちも日常的にテクノロジーと接するようになっています。

そんな中で、これからの時代を生き抜く子どもたちには「AIにはできないこと」が求められていくのです。
では、親として、どのような力を育てていけばいいのでしょうか?

 

② AI時代のキーワード:これからの社会に必要な力

AIが得意とするのは、正確でスピーディーな情報処理や計算です。
反対に、人間にしかできない力──つまり「人間らしさ」が、これからの教育においてますます重要になります。

特に注目されているのが以下の4つの力です。

非認知能力

テストでは測れない「思いやり」「やる気」「忍耐力」などの感情や態度。これらは社会の中で豊かに生きるための基盤です。

問題解決能力

決まった答えがない時代に必要な「自分で課題を見つけ、考える力」。将来的には起業や新しい価値を創造する力にもつながります。

情報リテラシー

情報があふれる中で、「正しい情報を見極める目」が不可欠。ネット情報を鵜呑みにしない判断力を育てることが大切です。

人と関わる力

どれだけAIが進化しても、「人と人とのつながり」は社会において不可欠です。チームで学び、共感し合う力も育てていきましょう。

 

今すぐできる!家庭で育む5つの習慣

家庭での小さな工夫が、未来の大きな力になります。
ここでは、今日から取り入れられる「AI時代を生き抜く子」に育てるための習慣を5つご紹介します。

  1. 「なぜ?」を一緒に考える時間をつくる

子どもの「なんで?」にすぐ答えを出すのではなく、一緒に調べたり、考えたりする時間を大切にしましょう。思考力が自然と育ちます。

  1. 子どもの好奇心を応援する環境づくり

図鑑や工作セット、本やアプリなど、子どもの「好き!」に出会えるきっかけを用意するだけでも、学びの幅は大きく広がります。

  1. 読書と対話を習慣化する

読書は想像力や語彙力を育むうえで欠かせません。読み終わったあとに「どこが面白かった?」と会話を広げるのもおすすめです。

  1. 失敗をポジティブにとらえる声かけ

「失敗=ダメなこと」ではなく、「チャレンジした証」と伝えてあげましょう。挑戦を恐れない心を育てる第一歩です。

  1. デジタルとの付き合い方を学ばせる

タブレットやスマホも、使い方次第で学びの道具になります。「使う時間」「使い方」を一緒にルール化し、考えさせる習慣を作りましょう。

 

まとめ:AIにはできない「人間らしさ」を育てよう

AI時代だからこそ、「人としての強み」を育てることが子育ての大きなテーマになります。
知識だけではなく、「どう考えるか」「どう感じるか」「どう伝えるか」といった部分にこそ、これからの時代の価値があります。

未来を生きる子どもたちにとって、親ができる最大のサポートは「学ぶことって楽しい!」と感じられる環境をつくってあげること。
今日から、小さな一歩をはじめてみませんか?

 

山口誠司 塾長 BLOG INDEX
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