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2025.05.14

【主体的に動ける子に育てる】指示待ちから卒業する子育てのヒント

【主体的に動ける子に育てる】指示待ちから卒業する子育てのヒント

「言われないと動かない」「言われたことしかやらない」
そんな“指示待ち”の傾向に悩む保護者の方は多いのではないでしょうか。

学習塾の現場でも、自分から考えて行動できる子指示がないと動けない子とでは、学習成果や成長スピードに大きな差が出ることを日々実感します。

この記事では、保護者としてできる“主体性の育て方”を、具体的な方法・声かけとともにご紹介します。

なぜ主体性が必要なのか?

  • 社会に出ても「自分で考え行動できる力」が重視される
  • 主体性のある子は学びも成長も早い
  • やらされる勉強より、自分で選んだ勉強の方が成果が出やすい

🎯 主体的な子どもに育てるための5つのアプローチ

小さな「選択」を子どもに任せる

  • 「宿題を先にやる?お風呂にする?」など、日常の中で選ばせる
  • 「決めたことは自分で責任を持つ」経験をさせる

「結果」より「考え方・行動」を褒める

  • 「えらいね!」ではなく、「自分で考えて動けたね!」と具体的に評価
  • ミスしても、「チャレンジしたこと自体がすごい」と声をかける

親が手を出しすぎない

  • 宿題のやり方を全部教えるのではなく、「まずは自分でやってみて」と促す
  • サポートは「自分で考えた後」に

親の問いかけで思考を引き出す

  • 「どうしたいと思う?」「次はどうする?」と問いかけて思考を促す
  • 答えを教えるより、“考える時間”を尊重

成功体験を積ませる

  • 小さなことでも「自分でやった」「できた」を積み重ねる
  • 「計画して実行する → 成功する」サイクルを家庭内でつくる

📝 よくあるNG行動とその改善法

NG行動 改善のヒント
つい先回りして指示してしまう 子どもが「考える時間」を確保する
全ての予定や課題を親が管理する 子ども自身に予定を書かせる、管理させる
できたかどうかだけを確認する 「どうやってできたの?」と過程を聞く

まとめ|自分で考える力は親の関わりで伸ばせる

主体的な行動は、生まれつきの性格ではなく、日々の積み重ねで育つ力です。
「失敗しても大丈夫」「自分で決めたことを大切にしよう」という安心感が、子どもの自発性を引き出します。

家庭での関わり方を少し変えるだけで、子どもは“受け身”から“自発”へと変化していきます。
未来を生き抜く力を育むためにも、ぜひ今日から試してみてください。

📣 当塾では「主体性」を伸ばす学習指導・面談サポートも実施中!
「自分から学ぶ力を育てたい」「家庭での声かけに悩んでいる」など、ぜひお気軽にご相談ください。

山口誠司 塾長 BLOG INDEX
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