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2025.07.02

【七夕の短冊】願い事によって“色”を変える?知られざる意味と選び方

【七夕の短冊】願い事によってを変える?知られざる意味と選び方

もうすぐ七夕。塾でも「何を願おうかな?」と話題になる季節です。

七夕といえば短冊に願い事を書いて笹に飾りますが、実は短冊のには意味があるって知っていましたか?

この記事では、願い事に合わせた短冊の色の選び方と、それぞれが持つ意味について紹介します。

七夕の短冊、実は「5色」に意味がある?

七夕の短冊は、もともと「五色(ごしき)」が基本とされていて、

  • 青(緑)
  • 黒(現代では紫)

の5色で構成されています。

この色分けは、**古代中国の「五行説(ごぎょうせつ)」**に由来しており、それぞれが自然の要素や人間の徳と結びついています。

【一覧表】短冊の色と願い事の対応表

短冊の色 象徴(五行) 意味・願い事の例
青(緑) 学業成就・上達・努力・人間関係の成長
恋愛・友情・家族愛など情熱や感情に関する願い
健康・家庭円満・信頼・安定を求める願い
目標達成・決断・スポーツなどの勝負事
紫(黒) 癒し・心の平穏・長寿・知恵・精神的な願い

💡ワンポイント:現代では「黒」は縁起が良くないとされ、「紫」で代用されるのが一般的です。

願い事別:おすすめの短冊の色【例】

実際に短冊を書くときは、願いに合わせて色を選ぶと、気持ちもよりこもります。

  • 「テストで100点を取りたい」青(努力・学業)
  • 「友達とうまくいきますように」赤(人間関係・愛情)
  • 「風邪をひかずに元気に過ごしたい」黄(健康・安定)
  • 「大会で優勝したい」白(勝負・決断)
  • 「心が落ち着いて勉強に集中できますように」紫(癒し・精神面)

お子さんと一緒に色の意味を考えながら書くことで、願いに対する意識も高まり、学びの姿勢にもつながります。

なぜ塾のコラムで七夕を取り上げるの?

七夕は単なる行事ではなく、**「目標を立て、言葉にする」**という意味で学習にも通じる大切な機会です。

短冊に願いを書くという行為は、子どもにとって「目標の言語化」や「自己理解」の第一歩。

さらに、短冊の色に意味があると知ることで、感性や教養も育まれます。

塾では勉強を教えるだけでなく、こうした文化的な行事を通して、心の成長や学びの意欲を引き出すサポートもしています。

【まとめ】色の意味を知って、願いをもっと大切にしよう

七夕の短冊は、ただの飾りではなく「願いを込めるためのツール」。
色の意味を知って選ぶことで、子どもたちの願いがより明確になり、勉強にもポジティブな効果があるかもしれません。

今年の七夕は、ぜひご家庭でも「どんな願い?」「どの色にする?」と会話を楽しみながら、願いごとを書いてみてくださいね。

📘塾でも短冊と笹をご用意しています!

お子さまの願いをぜひ、私たちにも教えてください♪

山口誠司 塾長 BLOG INDEX
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