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2025.07.08

【あま市美和・正則の英会話教室】日本人が英語を苦手とするのはなぜ? 言語構造の「壁」を乗り越える学習法

日本人は、中学・高校で何年間も英語を学習しているにもかかわらず、多くの人が英語を話すことに苦手意識を持っています。なぜ、これほどまでに英語が話せるようにならないのでしょうか?その根本的な理由と、その「壁」を乗り越える学習法についてご紹介します。

日本語は述部が後方にある「特殊な言語」

まず、長年の日本の英語教育は、国際的な人的交流が希薄だった時代背景から、「読み・書き」に重点が置かれてきました。そのため、英文を読んだり書いたりする能力は身についても、実際に「聞き・話す」能力が養われにくいという実態があります。

さらに、最大の障壁は**「言語的な構造の違い」にあります。世界の言語の9割以上が英語と同じく「述部が前方」に位置するのに対し、日本語は述部が後方にある「特殊な言語」**です。この構文論の根本的な差異は、単に言葉の違いにとどまらず、思考や感覚、世界観にまで深く影響を及ぼします。これにより、一般的な英語教材や指導法が日本語を母語とする学習者には必ずしも有効でないという課題が生じています。また、頭の中で日本語に翻訳してから英語を話そうとすることも、スムーズな会話を妨げる一因となります。

週にわずか数時間しか英語に触れない環境

加えて、英語を母語としない子どもたちが週にわずか数時間しか英語に触れない環境では、自然に英語が身につくことは極めて困難です。母語の習得に膨大な時間がかかるように、英語も「英語に浸る時間」が不可欠なのです。日本語と英語の周波数レンジの違いも、日本人が英語を聞き取りにくい理由の一つとされており、「英語耳」の形成には早期からの多様な音への接触が重要です。

では、この「壁」を乗り越えるにはどうすればよいのでしょうか。アンイングリッシュクラブは、この日本語を母語とする学習者のための独自の学習方法を追求し、実践しています。そのメソッドの核となるのは、日本語を介さず英語を直接理解する**「英語脳」「英語耳」**の育成です。

日本語と英語の神経回路の「橋渡し」**を徹底

第一段階では、幼児期から大量の英語を「音」として聞かせ、聞いたことをそのまま真似る**「徹底した反復訓練」「圧倒的なスピード」で行います。これにより、英語の語順を体で覚え、英語に対する抵抗をなくし、「英語の神経回路」**を構築します。

第二段階では、英文法の「なぜ?どうして?」を理解し、**「言い換え練習(Substitution)」を通じて、覚えた英文の単語ごとの意味や活用方法を習得します。日本語による解説も適宜加え、日本語と英語の神経回路の「橋渡し」**を徹底することで、自分の伝えたいことを英語で瞬時に組み立て、発話できるようになることを目指します。

アンイングリッシュクラブでは、完璧な発音や文法よりも、まず**「外国人と積極的にコミュニケーションを楽しむこと」**を大切にし、子どもたちが「英語で話さざるを得ない」環境と機会を提供しています。これにより、最短5年で英語が話せるようになることを目指しています。

 

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