2025.07.31
夏休みのゲーム時間「やりすぎ問題」に答えを。親子で一緒にルールを作ろう
夏休みのゲーム時間「やりすぎ問題」に答えを。親子で一緒にルールを作ろう
夏休みに増える“ゲーム時間”、どうしたらいい?
夏休みに入ると、どうしてもゲーム時間が長くなりがちですよね。
- 「勉強は?」と声をかけても「あとでやるよ〜」の返事ばかり
- ようやく机に向かったと思えば、集中できずにすぐ立ち上がる
- 気づけば親子でイライラ…同じやりとりが何度も繰り返される
「ゲームってそんなに悪いの?」「でもこのままでいいのかな…?」と悩む保護者の方も多いのではないでしょうか?
実は“ゲーム=悪”ではない?でも油断は禁物!
最近の研究では、ゲームには集中力や判断力を高める効果もあるといわれています。しかし、やりすぎはやっぱり心配ですよね。
- 夜更かしや寝不足の原因に
- やるべきことを後回しにしがち
- 「あと5分」のつもりが1時間…なんてことも
特に、自分で時間のコントロールができないうちは要注意。だからこそ、「ゲームをどう使うか」を親子で考えることが大切なんです。
実際にあった!ゲームと上手に付き合えるようになったエピソード
小学校高学年のゆうとくん。夏休みはゲーム三昧で、勉強は後回し。「1日30分まで」と決めたものの、ついついタブレットで勉強を始めるふりをしてそのままゲーム…ということも。
おうちの方も困っていましたが、あるときふたりでじっくり話し合いをしました。その結果、「勉強やお手伝いが終わったらゲームOK」という“順番ルール”を導入!
すると、自然と「やることを終わらせてから遊ぶ」習慣がついてきたのです。「今日は早く終わらせて、ゲームできるようにしよう」と、自分から動く姿も見られるようになりました。
ゲームがごほうびから“学びのスイッチ”に
この家庭ではさらに一工夫。タブレットを使って漢字クイズや計算アプリをゲーム感覚で楽しむようにしました。
「もっと得点を伸ばしたい!」という気持ちから、間違えた問題を復習するようになったのです。
ゲーム=ごほうびではなく、ゲームがきっかけで「学び」にも意欲が出るなんて、ちょっと意外ですよね。
親子でできるルールづくりのヒント
🌱 1. 子どもと“話し合って決める”
「こうしなさい!」ではなく、「どうしたらうまくいくかな?」と一緒に考えることが大切です。子どもも意見を出すことで、自分で決めたルールという意識が芽生えます。
⏰ 2. ルールには“条件”をつける
「30分までOK」ではなく、「宿題が終わったら30分OK」など、順番や条件をセットにするのがコツ。流れを決めることで、子どもも迷わず行動できます。
✨ 3. 結果より“過程”を褒める
ゲームの時間そのものよりも、「約束を守れた」「我慢できた」といった行動に注目して声をかけましょう。自信につながり、次へのモチベーションにもなります。
🔄 4. ルールは“見直し”が大事
一度決めたルールでも、「最近どう?困ってることある?」と週1くらいで振り返りましょう。年齢や状況に応じて、ルールを柔軟に変えていくことも必要です。
明日から使える!親の声かけ例
- 「今日はどこまで宿題終わった?終わったら一緒にちょっとゲームしようか」
- 「約束守れたね!すごいじゃん」
- 「明日はちょっと予定があるから、今日はゲーム時間少し短めにしようね」
「ダメ!やめなさい!」よりも、「どうすればいいか」を一緒に考えるスタンスが、子どもとの信頼関係を深めます。
まとめ|“ダメ”ではなく“どう付き合うか”を一緒に考えよう
ゲームとどう向き合うかは、子どもの自己管理力を育てる大事なテーマです。
この夏休みは、親子で話し合ってルールを見直すチャンス!「決めたことを守る」経験は、子どもにとって大きな成長につながります。
ゲームとうまく付き合って、学びも遊びも充実した夏にしましょう!
📌 次回は「ゲーム時間を“学び”に変えるアイデア」をご紹介予定!お楽しみに!




























