2025.09.08
9月からが本番!受験生が今やるべき3つのこと
9月からが本番!受験生が今やるべき3つのこと
~傾向把握・応用演習・スケジュール管理で秋から差をつける~
夏休みが終わり、受験の天王山と呼ばれる秋がスタートしました。
「いよいよ始まる…」と感じる一方で、
「何から始めればいいの?」
「もう出遅れてる?」
と不安になる受験生も多いのではないでしょうか。
そんな受験生に向けて、9月から取り組むべき3つのポイントを紹介します。
ここからの勉強の仕方次第で、冬以降の伸び方が大きく変わってきます。
① 傾向を知る!過去問は“見るだけ”でOK
9月時点で、過去問を解き始めるにはまだ少し早いです。
この段階では、出題の「傾向」を知ることが目的。
たとえば:
- 数学:どの年にも出てくる単元は?図形や関数がどう扱われているか?
- 英語:長文は何語くらい?出題形式は記述中心?選択肢中心?
「出題形式」「時間配分」「苦手分野の洗い出し」などに注目して、
**“戦略を立てるための材料集め”**と考えましょう。
まだ解けなくてもOK。
今後の対策が見えてくれば、焦らず前向きに進めます。
② 応用力をつける演習にシフトする
夏に行ってきた基礎学習。
ここからは、それを**「使える知識」に変える応用演習**が重要です。
✅ 数学の応用演習の進め方
- 文章題や図形問題など、複合的な問題に取り組む
- 使う公式や解法の“選び方”を自分で考える練習
- 解きっぱなしにせず、**解説を見ながら「なぜそう解いたか」を説明できるか?**を意識
✅ 英語の応用演習の進め方
- 長文読解では、文の構造・段落ごとの要点をつかむ練習を
- 並び替え問題や英作文で、語順・文法のアウトプット強化
- 単語は「暗記」だけでなく、例文で意味を使えるように
基礎を土台に、応用で“差がつく力”を磨いていきましょう。
③ スケジュールを制する者が受験を制す
この時期に多くの受験生がつまずくのが、スケジュール管理です。
行事・部活・塾・家庭学習…バランスよく進めるためには、
「長期・中期・短期」の視点を持つことがポイントです。
◆ 長期(受験本番まで)視点
- ゴールから逆算して、全体の大まかな流れを把握
- 例:10月は応用演習、11月から過去問演習本格化、12月で弱点補強、1月に総仕上げ
- 自分の志望校・科目の配点に合わせて、科目バランスも調整
◆ 中期(1か月単位)視点
- 月初めに**「この1か月で何を完成させるか」**を決める
- 例:「関数の応用問題を1冊終える」「長文読解を週3本解く」など
- 模試・定期テストがある場合は、復習週も計画に入れる
◆ 短期(1週間)視点
- 毎週月曜日にやることリストを作るのがおすすめ
- 科目のバランス・量を考慮して、無理なく達成できる計画を立てる
- 日曜日はできた/できなかったを振り返り、次週に生かす
まとめ:今の努力は、未来の自分を助ける
9月は、基礎から応用への「橋渡し期間」。
ここで「傾向を知り」「応用力を磨き」「計画的に進める」ことが、
年末からの追い込み期に大きな差となって現れます。
焦らず、でも止まらず。
“今できること”を確実に積み上げていきましょう。
※次回は「部活や学校行事と勉強を両立させるコツ」についてお届けします。
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