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2025.10.10

【後編】「メモ→行動→成果」へ導く習慣づくりのコツ

【後編】「メモ行動成果」へ導く習慣づくりのコツ

はじめに

前編では、「メモを変えれば勉強が変わる」というお話をしました。
メモはただの記録ではなく、考える力を育てる道具
今回はそのメモを実際に「行動」と「成果」に結びつける方法を、
あま市の学習塾「進学ジム」での実践例を交えながら紹介します。

1. メモは行動のスタートライン

メモの本当の価値は、「書く」ことではなく「動く」ことにあります。
たとえば授業中に書いたメモの中で――

  • 分からなかったこと
  • 気になったこと
  • 「あとで調べよう」と思ったこと

こうした気づきを放置せず、メモの横に小さく「次にやること」を書いておくと、
勉強の優先順位が明確になります。

📌例:

「この単元が苦手 → 週末に類題を3問解く」
「公式を忘れた → ノートの上に貼り紙メモ」

メモは“行動リスト”でもあるのです。

2. 「すぐやるメモ」で成果が見える化

成績が伸びる生徒の特徴のひとつに、行動スピードの速さがあります。
進学ジムでも「すぐやるメモ」という習慣をすすめています。

  • メモした内容をその日のうちに1つだけ実行する
  • 実行後はメモに✅チェックを入れる
  • 小さな達成を積み重ねることで“成功体験”を育てる

このサイクルを続けることで、
「メモ→行動→成果」という成長のループが自然と回り始めます。

3. メモを振り返りの材料にする

メモの真価は、時間が経ってから現れることもあります。

1週間後やテスト前に見返すと、
「前は分からなかったけど、今は理解できる!」
という変化が感じられる瞬間があります。

この「成長の証」を感じられることが、勉強のモチベーションになります。
また、「分かったつもり」を防ぐチェックにもなり、定着率アップにもつながります。

4. 「自分メモ帳」で学びを資産化

おすすめは、教科ごとに1冊の“自分メモ帳”を作ることです。

たとえば――

  • 数学:間違えた問題・その原因・再チャレンジ日
  • 国語:読解で気づいた表現のポイント
  • 英語:よく間違える文法や熟語リスト

こうしたメモをためていくと、自分専用の参考書が完成します。
これはまさに、“自分で作る最強の教材”です。

5. 習慣化のコツは「小さく始める」

最初から完璧を目指す必要はありません。
大切なのは、「まず書く」「少し動く」「続ける」。

  • 授業後に1行メモ
  • 自宅学習で気づいたことを3行メモ
  • テスト後に“反省メモ”を1つ

このように**“小さなメモ習慣”**を積み重ねることで、
1か月後には確実に「考える力」と「成果」が形になります。

まとめ:メモは勉強の成長エンジン

メモは、

  • 学びを整理する力
  • 行動を生む力
  • 成果を積み上げる力

この3つを同時に育てる、最強の学習ツールです。

あま市の進学ジムでは、
「書くことで考え、考えることで行動する」学習習慣を大切にしています。
成績アップの第一歩は、“ノートを変える”ことではなく、“メモの意識を変える”こと。

あなたのメモが、次のテストの結果を変えるかもしれません。

山口誠司 塾長 BLOG INDEX
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