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2025.10.15

【勉強も同じ】成績を上げるために“やめるべき習慣”5選

【勉強も同じ】成績を上げるためにやめるべき習慣”5

はじめに:努力しているのに成績が上がらない理由

「毎日勉強しているのに、なぜか成績が上がらない」
そう感じているお子さん、実は少なくありません。

勉強時間を増やすことは大切ですが、「やることを増やす」よりも「やめることを決める」 ほうが効果的な場合があります。
決断とは、何かを“選ぶこと”ではなく、“捨てること”。

今回は、塾で多くの生徒を見てきた経験から、
成績を上げるためにやめるべき習慣5 を紹介します。

「とりあえずノートをまとめる」習慣をやめよう

多くの子がやりがちな勉強法が、「きれいなノート作り」です。
色ペンを使い、見やすく整理すること自体は悪くありません。
しかし、目的が理解ではなく作ることになっている なら要注意です。

ノートは“見返して使ってこそ意味がある”もの。

  • 見返す時間がない
  • 内容を覚えていない
    そんなノート作りは「作業」であって「勉強」ではありません。

やめるべき行動:
見た目にこだわるだけのノート作り。
代わりに「3回読み返す」「1分で要点を言える」など“使うノート”に変えていきましょう。

「なんとなく勉強机に向かう」習慣をやめよう

“とりあえず机に座る”という行動は、頑張っているように見えて実は危険です。
目的がないまま机に向かうと、すぐにスマホを触ったり、ぼんやりしたりしてしまいます。

勉強は「時間」ではなく「中身」が大事。
塾の生徒でも、30分集中する子のほうが、2時間ダラダラやる子よりも成績が伸びる のはよくある話です。

やめるべき行動:
“とりあえずやる”という曖昧な勉強。
代わりに「今日は英単語20個」「数学の宿題を1ページ」など、やることを明確にしてから始める 習慣をつけましょう。

「わからない問題を後回しにする」習慣をやめよう

テスト勉強中、「この問題はあとで解こう」と後回しにして、そのまま放置…。
実はこれが、成績が伸びない子の典型パターンです。

“わからない”を放置しても、次に同じ問題が出たときにまた止まります。
小さな疑問を積み重ねることが、やがて“大きな苦手”につながります。

やめるべき行動:
「わからない」を放置すること。
代わりに、質問ノートを作って翌日に先生に聞く など、必ず“解決の場”をつくりましょう。
この積み重ねが「自分で解ける力」につながります。

「スマホを手元に置いたまま勉強する」習慣をやめよう

これは現代の最大の敵です。
LINE通知、SNS、YouTube……一度手を伸ばすと、集中力は完全に途切れます。

スマホが視界にあるだけで集中力が下がる、という研究結果もあります。
“ながら勉強”は時間の浪費。

やめるべき行動:
机の上や手元にスマホを置くこと。
代わりに、別の部屋に置く・時間を決めて使う など、ルールを決めて距離を取ることが大切です。

「完璧にやろうとする」習慣をやめよう

「全部覚えなきゃ」「ミスしたくない」
真面目な子ほど完璧を目指して、かえって前に進めなくなります。

完璧主義は「行動量」を減らします。
1ページに30分かけるより、3ページを10分で進めるほうが、知識は広がります。

やめるべき行動:
最初から完璧を求めること。
代わりに、まず全体をつかむあとで細かく復習 という2段階学習に切り替えましょう。
勉強は“完成させる”より“続ける”ことが何より大切です。

まとめ:やることを増やすより、やめることを決めよう

成績を上げるために必要なのは、勉強時間を増やすことではなく、ムダを減らすこと です。

  • ノートをまとめるだけの勉強をやめる
  • 目的のない学習をやめる
  • わからないを放置するのをやめる
  • スマホをそばに置くのをやめる
  • 完璧を求めすぎるのをやめる

この5つをやめるだけで、学習の質が大きく変わります。
“決断とは、やらないことを決めること”。
勉強も同じで、何をやめるかで結果は変わります。

あま市の学習塾「進学ジム」からのひとこと

私たち進学ジムでは、「量より質」「やるよりも考える」を大切にしています。
勉強のやり方を変えれば、結果は必ず変わります。

「頑張っているのに伸びない」
そんな悩みがある方は、一度“やめる勇気”を持ってみてください。
そこから本当の成長が始まります。

山口誠司 塾長 BLOG INDEX
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