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令和8(2026)年度の愛知県公立高校入試定員と2028年度からの高校再編が発表!

2025.10.17

令和8(2026)年度の愛知県公立高校入試定員と2028年度からの高校再編が発表!

個別指導学習塾・アン進学ジム尾張旭教室塾長の林です。

本日10/17(金)に愛知県教育委員会より、令和8年度愛知県立高等学校生徒募集計画愛知県立高等学校における再編について発表がありました。ともに高校入試の募集定員に関わる内容ですので、まとめておきます。特に、尾張旭や守山区からも進学者がいる瀬戸地区での再編は大きな変化となっています。

◆令和8年度愛知県立高等学校生徒募集計画

https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/586492.pdf

例年秋になると、愛知県教育委員会より県立高校の募集計画が発表されますが、簡単に言うと現中3生の入試の定員ですね。
募集人員に増減がある高校のみ抜粋しました。

〇募集減(すべて普通科1クラス40人減)

瀬戸西・春日井南・犬山・五条・足助・西尾・豊丘・小坂井

〇募集増(すべて普通科1クラス40人増)

松蔭・名古屋南

〇募集停止

愛西工科(機械科)1クラス40人

〇新設

足助(観光科)1クラス40人

◆2028年度愛知県立高等学校における再編について

https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/586559.pdf

1 瀬戸地区

〇 瀬戸、瀬戸北総合、瀬戸西、瀬戸工科の4校を3校に再編

〇 瀬戸北総合高等学校は、2028年度から入学者の募集を停止
→現中1生から対象

〇 瀬戸を総合学科(全日制課程及び昼間定時制課程)と普通科(通信制課程)のフレキシブルハイスクールに改編
フレキシブルハイスクール:全日制・昼間定時制・通信制の3課程を一つの学校に置き、3課程間をフレキシブルに行き来して学べる新しいタイプの高等学校

※再編後の校名は未定

入試への影響

2025年度募集:全4校23クラス×40人=920人募集 ⇒ 2028年度募集:全3校13~16クラス×40人=520~640人募集
→募集人数は400~280人減(瀬戸北1校5クラス分よりも大幅減)
→4校合計欠員:2025入試 167人 / 2024入試 151人 / 2023入試 109人

→少子化の影響を考慮しても、倍率が上がるため難易度は上がるでしょう。
以前は旭野高校との併願者もいた瀬戸西高校ですが、近年は大きく合格ラインを下げていました。
ですので、上がるというよりは「元に戻る」という表現になるかと思います。
尾張瀬戸地区の教育を考えると、むしろ喜ばしい変化ではないでしょうか。

↓こちら瀬戸本部教室の岩間塾長の記事もご参考に。↓

瀬戸市内の高校の再編成がありました。(2028年入学:現中1からです)

 

2 尾張西部地区

〇 愛西工科は、2028年度から入学者の募集を停止し、工業教育の一部を杏和に移管
→現中1生から対象

〇 杏和では総合学科の学習内容に工業(主にロボット分野)を加え、系列を再構築

入試への影響

2025年度募集:2校10クラス×40人=400人募集 ⇒ 2028年度募集:1校6クラス×40人=240人募集
→募集人数は160人減(愛西工科1校4クラス分が単純に減)
→愛西工科欠員:2025入試 67人 / 2024入試 112人 / 2023入試 86人

→少子化の影響+他の高校へ流れることを考えると、杏和の難易度への影響は少ないのではないでしょうか。
工業系の高校を考えている周辺の生徒にとっては、最寄りが一宮起工科と少し距離が離れてしまいます。
名古屋市内に足を延ばした場合は、名市工業や名古屋たちばなあたりが候補でしょうが距離はあります。
選択肢が限られてしまいますので、進路選択に影響は必至です。

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