2025.10.20
【第1弾|3部作シリーズ】“やり方”よりも大切な“あり方”とは?~結果を変える原点思考~
【第1弾|3部作シリーズ】“やり方”よりも大切な“あり方”とは?~結果を変える原点思考~
はじめに|このブログは3部作の第1弾です
本記事は、学習塾「進学ジム」(あま市・あま本部教室)の塾長が執筆する【3部作シリーズ】の第1弾です。
テーマは「“やり方”の前に“あり方”がある」という学びの本質について。
勉強でも、部活でも、習い事でも、「どうすれば成績が上がる?」「どうすれば効率的に覚えられる?」という“やり方”に目が向きがちですが、実はその前にもっと大切な“あり方”があります。
この3部作では、「あり方」を軸にした学びのあり方を、3つの視点から掘り下げていきます。
やり方にばかり目を向けていませんか?
多くの保護者や子どもたちは、成績アップのために「やり方(How)」を求めます。
- 効率のいい勉強法は?
- 塾に通えば点数が上がるのか?
- 何時間勉強すれば志望校に届くか?
もちろん、これらの問いは大切です。しかし、やり方だけでは行き詰まるのも事実です。成績が伸びない、やる気が続かない、勉強が身につかない……。そんな壁にぶつかったときこそ、立ち返るべきは「なぜやるのか(あり方/Being)」という視点です。
あり方とは何か?
「あり方」とは、どんな心構えで取り組むか、どんな思いを持って行動するかを指します。
たとえば…
- 何のために勉強するのか
- どんな自分になりたいのか
- 自分の成長をどう捉えているか
これが明確であるほど、行動のブレがなくなります。つまり「目的」がはっきりしている人ほど、必要な“やり方”は自分で見つけられるようになるのです。
「あり方」が変わればすべてが変わる
ある小学生の話です。彼はいつも勉強のやり方に悩んでいました。ノートの取り方、暗記の仕方、問題集の選び方――そのすべてを完璧にしようと苦しんでいました。
しかし、ある日「自分はどうなりたいのか」を問い直しました。
「ぼくはお父さんみたいに人の役に立つ仕事がしたい」
この“思い”が明確になったことで、学びの姿勢が一変。ノートの書き方を工夫し始め、授業に集中し、自分で勉強の計画を立てるようになったのです。
子どもに“あり方”を育てるには?
大人ができることは、子どもに「やり方」を教える前に、「あり方」を問いかけることです。
- 「何のために勉強してると思う?」
- 「将来どんな自分になりたい?」
- 「今の自分に足りないものって何だろう?」
この問いを繰り返すことで、子ども自身が学ぶ意味を見出し、やり方を“自分ごと”として捉えられるようになります。
まとめ:やり方はあとからついてくる
「あり方」が明確になれば、「やり方」はあとから自然とついてきます。
今、成果が出ずに悩んでいる子も、やる気が続かない子も、「自分がどうありたいか」に目を向けることから始めてみてください。
次回の【第2弾】では、この「あり方」がどうして学習成果に直結するのか――そのメカニズムを詳しく解説していきます。
🌱進学ジム(あま市・あま本部教室)では
生徒一人ひとりの「あり方」に寄り添った指導を行っています。点数や偏差値だけでなく、「なぜ学ぶのか」をともに考える場として、あま市の学習塾として地域に根ざした支援を続けています。
次回:
📘【第2弾|3部作シリーズ】「なぜ“あり方”が成績に影響するのか? その理由と実例」




























