2025.11.05
【思い込み注意】「失敗しない子」が本当に優秀?
【思い込み注意】「失敗しない子」が本当に優秀?
はじめに:どちらが“優秀”ですか?
突然ですが、こんな質問をされたら、あなたはどう答えますか?
- Aさん:失敗の数は0回
- Bさん:失敗の数は9回
この情報だけを見ると、多くの人はこう思うかもしれません。
「Aさんの方がすごい!失敗していないなんて優秀な子なんだろう」
しかし、実はこの話には続きがあります。
- Aさん:成功の数も0回
- Bさん:成功の数は1回
どうでしょうか?
これを聞いた瞬間、多くの人の見方が変わるはずです。
たとえ9回失敗したとしても、1回成功しているBさんの方が、
行動し、挑戦し、成果をつかんでいることになります。
「失敗しない=優秀」は思い込み?
多くの保護者や子どもたちがつい考えてしまうのが、
ミスをしない=すごい子
もちろん、間違えないことは素晴らしいことです。
でも、「ミスをしないために」挑戦を避けてしまったらどうでしょう?
- 間違えたくないから簡単な問題だけをやる
- 解ける問題しか手をつけない
- 新しい単元や応用問題は避ける
このように“安全圏”にとどまっていては、本当の意味での学力や思考力は育ちません。
勉強に置き換えると、こんな違いが
たとえば、次のような子どもがいたとします。
- Aくん:ミスを恐れてワークの簡単な問題だけを解き続ける
- Bさん:難しい問題にも挑戦し、何度も間違えながら学びを深めていく
この2人が受験に挑むとしたら、どちらが本番に強いでしょうか?
正解は、Bさんです。
理由はシンプル。
失敗を経験し、乗り越えた子は、応用力・対応力・精神力が鍛えられているからです。
「挑戦→失敗→成功」が自信の源になる
進学ジムでは、こうした「挑戦する力」をとても大切にしています。
たとえば…
- 応用問題に挑戦して間違えてもOK
- 英作文で文法がバラバラでもOK
- スピーチでつまずいてもOK
失敗は成長のプロセスであり、挑戦した証拠です。
そのうちの1つでも成功すれば、子どもにとって忘れられない「成功体験」になります。
失敗を重ねた子は“根拠ある自信”を持てる
9回の失敗を経て1回成功したBさんのような子は、
「自分にもできた!」
という実感を持てるようになります。
それは、**親や先生が与える“外側からの自信”ではなく、内側から湧き出る“根拠ある自信”**です。
このような自信がつくと、子どもは自ら新しいことに挑戦できるようになります。
最後に:あなたのお子さんは、どちらのタイプですか?
「ミスをしない優等生」も素晴らしいですが、
「失敗を重ねながら成長する挑戦者」も、同じくらい、いやそれ以上に価値があります。
- 失敗を恐れない子は、伸びる
- チャレンジの数が多い子ほど、成長できる
- 成功の裏には、失敗の積み重ねがある
これからの時代に必要とされる力は、失敗を恐れず挑戦し続ける力です。
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進学ジム(あま本部教室)は、あま市に根ざした地域密着の学習塾です。
お子さまの“今日”に寄り添い、明日への一歩をともに歩みます。
\ 未来は「今日」の連続 /
今この瞬間を大切にするお子さまを、全力でサポートします。




























