2026.08.04
あま市の中学生保護者へ|数学が苦手になる本当の原因
こんにちは、アンイングリッシュグループ あま本部教室 塾長の山口誠司です。
「小学校の頃は算数が普通にできていたのに、中学に入ってから数学だけ急に苦手になった気がする」。あま本部教室でも、丹波・甚目寺エリアにお住まいのご家庭から、こうしたお声をよくうかがいます。特に中1・中2の保護者の方からのご相談が多い印象です。まず結論からお伝えすると、数学が苦手になる原因の多くは「才能」ではなく、学年ごとに数学の内容が積み上がっていく中で生じる小さな「つまずき」が解消されないまま次の単元に進んでしまうことにあります。つまり、原因さえ特定できれば、克服の道筋は決して難しいものではないと私は考えています。
数学が苦手になる主な3つの原因
教室で生徒たちを見ていると、数学が苦手になる原因は大きく3つに整理できます。1つ目は、小学校算数の基礎(分数・割合・比など)に穴が残ったまま中学数学に進んでしまうケースです。たとえば分数の計算に時間がかかる生徒は、中1の文字式や方程式の計算でもつまずきやすい傾向があります。2つ目は、宿題やワークを解いた後、答え合わせだけで終えてしまい、間違えた問題をそのままにしてしまうケースです。特にテスト前になって初めて間違いに気づくケースが多く、日頃からの振り返りの習慣が重要になります。数学は「間違えた問題をどう理解し直すか」が定着の分かれ目になります。3つ目は、正負の数・文字式・関数といった抽象的な単元でつまずいたまま、テストの点数だけを見て次の単元に進んでしまうケースです。数学は英語や国語と違い、前の単元の理解を土台に次の単元が組み立てられる教科特性があるため、1つのつまずきが後々まで響きやすいのです。あま本部教室で個別指導(アン進学ジム)を通じて感じるのは、この3つの原因はどれも特別なものではなく、早い段階で気づいて手を打てば十分に立て直せるということです。
Q. うちの子はいつから苦手になった?学年別のつまずきポイントは?
保護者の方からよくいただく疑問が「うちの子はいつから苦手になったのか分からない」というものです。学年別に見ると、中1では正負の数や文字式といった「目に見えない数」を扱う単元でつまずく生徒が多く見られます。中2では連立方程式や一次関数など、複数の条件を同時に扱う単元でのつまずきが目立ちます。中3になると、二次関数・相似・三平方の定理など、図形と数量を組み合わせて考える単元が壁になりやすい傾向があります。これはあま市内の美和中学校や甚目寺中学校に通う生徒にもよく見られる一般的な傾向で、決して珍しいことではありません。学年ごとのつまずきパターンを知っておくと、次にどこでつまずきやすいかも予測しやすくなります。まずは「どの学年の、どの単元からつまずきが始まったか」を一緒に振り返ってみることが、対処への第一歩になります。学年をまたいで一気に振り返るのは大変に感じるかもしれませんが、直近の定期テストの答案を1枚見返すだけでも、つまずきの手がかりは十分に見つかります。お子さん自身に「どこが分からなかったか」を説明してもらうことも、原因を特定する良い手がかりになります。
家庭でできる対処法チェックリスト
原因の見当がついたら、家庭でも次の3点から取り組んでみてください。1つ目は、テストやワークを見直して、どの単元でつまずいたかを具体的に確認することです。2つ目は、間違えた問題だけを抜き出して「間違え直しノート」を作り、解き方の手順を自分の言葉で書かせることです。間違え直しノートは1冊にまとめておくと、テスト前の総復習にもそのまま活用できます。たとえば、間違え直しノートを2週間続けるだけでも、自分がどの単元でつまずきやすいかが見えてきます。3つ目は、新しい単元に入る前に、関連する前の単元(例えば一次関数の前に文字式)を軽く復習してから進めることです。この3つを続けるだけでも、つまずきの連鎖を防ぎやすくなります。毎日15分程度の見直し時間を確保するだけでも、つまずきの発見と修正のサイクルを回しやすくなります。こうした取り組みは、特別な教材を用意しなくても、普段お使いの教科書やワークだけで十分に始められます。
まとめ
数学が苦手になる原因は、才能ではなく「どこでつまずいたか」が特定できていないことがほとんどです。学年ごとの単元の積み上がりを意識し、間違え直しの習慣をつけることが克服への近道になります。とはいえ、家庭だけでつまずきの原因を正確に切り分けるのは簡単ではありません。あま市内の美和中学校・甚目寺中学校に通うお子さんはもちろん、他の地域にお住まいのご家庭でも、つまずきの見つけ方や対処の考え方は共通しています。特に夏休みは学年をまたいだ復習に時間を割きやすい期間でもあるため、つまずきを整理する良い機会だと私は考えています。夏休み明けの2学期に向けて、今のうちに整理しておくと安心です。あま本部教室では、一人ひとりの理解度を確認しながらつまずきの原因を一緒に整理するお手伝いをしています。




























