アンイングリッシュGROUP -ブログ-

BLOG

2026.08.05

【守山区】小学生がわからない問題を放置する時の声かけ

個別指導学習塾・アン進学ジム小幡教室塾長の米澤です。

夏休みも後半戦。ドリルや宿題を見ていて、「あれ、この問題だけ空欄になってる」「答えを適当に書いて次に進んじゃってる」ということはありませんか?😅 声をかけると「わかんなかったから」の一言だけ。それ以上は何も言ってくれない…そんな経験をしたことがある守山区の保護者の方、きっと少なくないと思います。

結論からお伝えすると、わからない問題を放置してしまうのは、多くの場合サボりや反抗ではなく「間違えるのが怖い」「どこから聞けばいいかわからない」という、子どもなりの理由があります。そして、それは叱ることよりも、家庭での声かけの工夫と小さな仕組みづくりで変えていくことができます。この記事では、教室で日々子どもたちを見ていて感じる放置の背景と、今日から使える具体的な声かけ・工夫を紹介します。

なぜ子どもは「わからない問題」を放置してしまうのか

教室で低学年〜中学年の生徒を見ていると、わからない問題に出会ったときの反応は大きく3パターンに分かれます。1つ目は「間違えるのが恥ずかしい」という不安から、空欄のまま次に進んでしまうケース。2つ目は、学校や習い事から帰ってきて疲れている夕方〜夜の時間帯に宿題をやるため、集中力が切れて「考える」より「終わらせる」が目的化してしまうケース。3つ目は、「わからないところをどう質問すればいいかわからない」ために、そもそも聞くという行動が選択肢に入っていないケースです。

私の指導経験では、この3つ目が意外と多いと感じています。守山区の小学生たちも、「全部わからない」と言う子の多くは、実は問題文の途中までは理解できていて、ある1行でつまずいているだけということがよくあります。にもかかわらず「わからない」の一言で片づけてしまうのは、部分的な理解を言葉にする練習が不足しているからだと私は考えています。つまり放置は「やる気の問題」というより、「不安」と「言語化の練習不足」が組み合わさった結果であることが多いのです。

Q. わからない問題があるとき、どう声をかければいい?

保護者面談でも「どう声をかければいいですか」という相談をよくいただきます。私がお伝えしているポイントは2つです。

1つ目は、「わからない」を否定的に受け止めないこと。「なんでわからないの?」ではなく、「お、ここで止まったんだね。どこまでは大丈夫だった?」と聞いてみてください。この一言だけで、子どもは「わからないと言っても責められない」と感じ、次から放置せずに手を止めて相談してくれるようになりやすいです。

2つ目は、全部を説明させようとせず、部分理解を確認すること。「この問題、最初の式は書けそう?」「ここまでは合ってるよ、この先はどこで詰まった?」というように、○か×かではなく「どこまでできているか」を一緒に確認していく聞き方です。守山小学校や小幡小学校の算数の文章題でも、実は式を立てるところまではできていて、計算のどこかで止まっているだけ、というケースは珍しくありません。この聞き方をすると、子ども自身も「全部わからないわけじゃなかった」と気づき、次からわからない問題への抵抗感が減っていきます。

家庭でできる工夫

声かけに加えて、仕組みでも放置グセは変えやすくなります。教室でも取り入れている、家庭で今日から試せる工夫を3つ紹介します。

1つ目は「わからない問題に付箋を1枚貼るルール」です。空欄のまま提出させず、わからなかった問題にだけ付箋を貼って、後で一緒に見る時間(5分でも十分です)を作ります。「わからない=飛ばす」ではなく「わからない=印をつけて後で確認する」に置き換えるだけで、放置のハードルが下がります。

2つ目は「質問タイムを決めておく」ことです。夕食後の15分など、時間を固定しておくと、子どもは「その時間まで待てば聞ける」という見通しが持てるため、その場で諦めて空欄にする必要がなくなります。

3つ目は「1問だけ一緒に声に出して読む」ことです。文章題でつまずいている場合、問題文を声に出して読むだけで、自分がどこで止まっているかに気づけることが教室でもよくあります。瓢箪山や中新エリアにお住まいのご家庭でも、この3つはすぐに始められる工夫だと思いますので、ぜひ今週から試してみてください。

まとめ

わからない問題を放置してしまうのは、子どもの怠けではなく、「間違えることへの不安」と「どこまでわかっているかを言葉にする練習不足」が主な原因だと、私は教室での指導を通じて感じています。「なんでわからないの?」ではなく「どこまでは大丈夫だった?」と部分理解を確認する声かけ、そして付箋や質問タイムのような小さな仕組みを組み合わせることで、放置グセは家庭でも十分に変えていけます。

とはいえ、学年が上がるにつれて内容も難しくなり、家庭だけでは対応しきれない単元も出てきます。「うちの子はどこでつまずいているのか、一度プロの目で見てほしい」という場合は、無料の学習相談もご利用いただけます。お子さまの様子を伺いながら、一緒に対応方法を考えさせてください。

お子さまに合う学び方、無料相談で一緒に考えませんか?(0561-54-4449)

米澤由里子 BLOG INDEX
page top