2026.08.25
【即席ラーメン記念日】世界初の即席ラーメンは日本で誕生!安藤百福から学ぶ5つの挑戦する力
【即席ラーメン記念日】世界初の即席ラーメンは日本で誕生!安藤百福から学ぶ5つの挑戦する力
8月25日は「即席ラーメン記念日」です。
1958年(昭和33年)8月25日、日清食品の創業者である**安藤百福(あんどう ももふく)**が、世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発売しました。
現在では当たり前のように食べられているインスタントラーメンですが、誕生までの道のりは決して簡単なものではありませんでした。
安藤百福は、自宅の裏庭に作った小屋で研究を重ね、何度も失敗しながらインスタントラーメンを完成させました。
実は、このエピソードには勉強にも通じる大切なヒントがたくさんあります。
「問題を間違えると、すぐにやる気をなくしてしまう」
「難しい問題を見ると、最初からあきらめてしまう」
「失敗するのが嫌で、新しいことに挑戦できない」
そんな小学生や中学生にこそ知ってほしい人物が安藤百福です。
結論から言えば、成長する子に必要なのは、一度も失敗しないことではなく、失敗から次の方法を考える力です。
今回は、8月25日の「即席ラーメン記念日」にちなんで、安藤百福の挑戦から学べる「5つの力」を紹介します。
世界初のインスタントラーメンは日本で生まれた
インスタントラーメンが誕生したのは、戦後の日本です。
食べ物が十分ではなかった時代、安藤百福は人々がラーメンを求めて行列を作っている姿を目にしました。
そこから、
「家庭で簡単に食べられ、保存できるラーメンを作れないか」
と考えるようになります。
安藤百福が目指したのは、
- おいしい
- 保存できる
- 簡単に調理できる
- 安全で衛生的
- 手頃な価格
という条件を満たすラーメンでした。
しかし、今まで誰も作ったことがありません。
そこで、自ら研究を始めたのです。
挑戦する力① 「なぜ?」を大切にする
安藤百福の発明の出発点は、日常生活の中にありました。
「なぜ、もっと簡単にラーメンを食べられないのだろう?」
そんな疑問から、新しい食品の開発が始まります。
これは勉強でも同じです。
例えば数学なら、
「なぜマイナス×マイナスはプラスになるの?」
理科なら、
「なぜ夏は暑くて冬は寒いの?」
社会なら、
「なぜこの場所に大きな都市ができたの?」
と疑問を持つことが、深い学びにつながります。
教科書に書いてあることをそのまま覚えるだけでなく、「なぜ?」と考える習慣を持ってみましょう。
挑戦する力② 失敗した原因を考える
安藤百福は、最初からインスタントラーメンを完成させたわけではありません。
麺を保存する方法、味をつける方法、お湯で戻るようにする方法など、さまざまな課題がありました。
試しては失敗し、原因を考え、また試す。
その繰り返しです。
これは、テスト勉強にも非常によく似ています。
問題を間違えたとき、
「ケアレスミスだった」
だけで終わらせていませんか?
本当に大切なのは、
「なぜ間違えたのか」
を考えることです。
計算方法を間違えたのか。
公式を覚えていなかったのか。
問題文を読み違えたのか。
英単語の意味を知らなかったのか。
原因がわかれば、次に何を勉強すればよいかが見えてきます。
挑戦する力③ できるまで小さな改善を続ける
勉強が苦手な子ほど、
「一度勉強したのにできなかった」
と落ち込んでしまうことがあります。
しかし、一回でできるようになる必要はありません。
安藤百福も、一度の実験で成功したわけではありません。
試して、失敗して、少し変えて、もう一度試す。
この繰り返しによって、完成へ近づいていきました。
勉強でも、
1回目 できない
2回目 解説を見ればできる
3回目 少しヒントがあればできる
4回目 自分だけで解ける
という成長があります。
「一回間違えた=できない子」ではありません。
できるまで方法を変えながら繰り返すことが大切なのです。
挑戦する力④ 身近なものをよく観察する
チキンラーメン誕生の大きなポイントとなったのが、麺を長期間保存しながら、お湯を注ぐと短時間で食べられる状態にする方法でした。
安藤百福は試行錯誤を重ね、麺を油で揚げて乾燥させる「瞬間油熱乾燥法」にたどり着きます。
発明というと、
「天才だけが思いつくもの」
と思うかもしれません。
しかし、大切なのは身近な出来事をよく観察し、そこからヒントを見つけることです。
勉強でも同じです。
例えば理科なら、料理をしているときにも、
「なぜ水は沸騰するの?」
「なぜ氷は水に浮くの?」
という疑問が生まれます。
社会なら、スーパーへ行ったとき、
「この野菜はどこで作られたの?」
「なぜ外国産の商品があるの?」
と考えられます。
学びの材料は教科書の中だけにあるわけではありません。
日常生活の中にも、たくさんの「なぜ?」が隠れています。
挑戦する力⑤ 完成しても次の挑戦を続ける
安藤百福の挑戦は、チキンラーメンを作って終わりではありませんでした。
海外を訪れた際、現地の人がチキンラーメンを小さく割り、紙コップに入れてお湯を注ぎ、フォークで食べる様子に注目したとされています。
そこから発想を広げ、1971年に誕生したのが**「カップヌードル」**です。
「一つ成功したから終わり」ではなく、
「もっと便利にできないか?」
と次の挑戦を続けたのです。
勉強でも、
「70点取れたから終わり」
ではなく、
「次は80点を取るには何が必要だろう?」
と考えることで成長が続きます。
昨日の自分より少し前へ進む。
その積み重ねが、大きな成果につながります。
「失敗」は悪いことではない
テストで間違えると、
「また間違えた……」
と落ち込む子がいます。
しかし、塾で生徒を指導していると、間違えること自体が問題なのではないと感じます。
本当に注意したいのは、間違えた問題をそのままにすることです。
例えば数学の問題を間違えたら、
- どこで間違えたか確認する
- 解説を読む
- 自分でもう一度解く
- 翌日にもう一度解く
- 数日後にもう一度確認する
という流れを作ります。
これを繰り返すと、「できなかった問題」が「できる問題」に変わっていきます。
失敗は終わりではありません。
次に成功するための材料なのです。
インスタントラーメンから防災について考えてみよう
インスタントラーメンは、保存しやすく調理が比較的簡単な食品です。
ここから、夏休みの自由研究として「防災」について考えることもできます。
例えば、
「家にはどんな非常食がある?」
「賞味期限はいつまで?」
「災害時には何日分の食料が必要?」
「水が使えないときはどうする?」
と調べてみましょう。
インスタントラーメンをきっかけに、社会や理科、家庭科へ学びを広げることができます。
ただし、非常食はインスタントラーメンだけで十分というわけではありません。
水やほかの食品、調理方法なども含めて、家族で防災について考えることが大切です。
保護者ができるサポート
子どもが問題を間違えると、
「なんでこんな問題を間違えたの?」
と言いたくなることもあるでしょう。
しかし、その言葉だけでは、子どもは失敗すること自体を怖がるようになるかもしれません。
そんなときは、
「どこで間違えたんだろう?」
「次はどうしたらできそう?」
「前回よりここはできるようになったね」
と、失敗のあとに何をするかへ目を向けてみてください。
勉強では、間違えない子が伸びるのではありません。
間違えたあとに原因を確認し、もう一度挑戦できる子が伸びていきます。
まとめ|安藤百福から学ぶ「挑戦する力」
8月25日の「即席ラーメン記念日」に覚えておきたい、安藤百福から学べる5つの力は、
- 「なぜ?」と疑問を持つ
- 失敗した原因を考える
- できるまで小さな改善を続ける
- 身近なものをよく観察する
- 成功しても次の挑戦を続ける
この5つです。
世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」は、突然生まれた発明ではありません。
何度も試し、失敗し、改善を続けた先に誕生しました。
これは、毎日の勉強にも通じます。
数学の問題を間違えてもいい。
英単語を一度で覚えられなくてもいい。
大切なのは、「できなかった」で終わらせず、「次はどうすればできる?」と考えることです。
8月25日の「即席ラーメン記念日」をきっかけに、ぜひご家庭でも安藤百福の挑戦について話してみてください。
「失敗したからやめる」のではなく、「失敗したから次の方法を考える」。
その考え方が身につけば、勉強だけでなく、これからさまざまなことへ挑戦するときにも大きな力になるはずです。
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