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2026.08.31

【野菜の日】野菜を食べると勉強にもプラス?成長期の小学生・中学生に伝えたい5つのポイント

【野菜の日】野菜を食べると勉強にもプラス?成長期の小学生・中学生に伝えたい5つのポイント

831日は「野菜の日」です。

8月31日の「8・3・1」を、**8=や、3=さ、1=い、「やさい」**と読む語呂合わせから、1983年(昭和58年)に制定されました。

野菜についてもっと知ってもらい、たくさん食べてもらうことを目的とした日です。

「野菜は体にいいから食べなさい!」

子どもにそう声をかけることはあっても、

「なぜ野菜を食べる必要があるの?」
「野菜を食べると勉強にも良いの?」
「野菜ジュースを飲んでいれば大丈夫?」

と聞かれると、意外と説明するのは難しいものです。

結論から言えば、野菜を食べただけで集中力や成績が上がるわけではありません。

しかし、成長期の小学生・中学生が元気に学校生活を送り、勉強に取り組むためには、毎日の食事から必要な栄養素をバランスよく取ることが大切です。

今回は**8月31日の「野菜の日」**にちなんで、勉強を頑張る小学生・中学生にも知ってほしい野菜の役割を5つのポイントから紹介します。

そもそも、なぜ野菜を食べるの?

野菜には種類によって、ビタミン、ミネラル、食物繊維などが含まれています。

ここで大切なのは、

「野菜なら何を食べても同じ」ではない

ということです。

例えば、緑黄色野菜とその他の野菜では、含まれている栄養素や量が異なります。

そのため、一つの野菜ばかりをたくさん食べるより、さまざまな食品を組み合わせた食事を意識することが重要です。

「トマトを食べたから大丈夫!」

ではなく、

「今日は何種類の野菜を食べたかな?」

と考えてみると、食事への興味も広がります。

ポイント成長期に必要な栄養を取るため

小学生・中学生は、体が大きく成長する時期です。

身長や体重が変化するだけでなく、骨や筋肉なども成長していきます。

だからこそ、

  • 主食
  • 主菜
  • 副菜
  • 牛乳・乳製品
  • 果物

などを組み合わせ、バランスよく食べることが大切です。

野菜は、特に副菜として日々の食事に取り入れやすい食品です。

「勉強を頑張っているから、食事は適当でも大丈夫」

ということではありません。

勉強する体を支えているのも毎日の食事です。

学習時間だけでなく、睡眠や食事まで含めて生活を整えることが、継続して勉強するための土台になります。

ポイント野菜によって含まれる栄養素が違う

子どもに野菜を食べさせようとして、

「とりあえず好きな野菜だけでも食べればいい」

となっていませんか?

もちろん、苦手なものを無理に大量に食べさせる必要はありません。

しかし、野菜によって含まれる栄養素には違いがあります。

例えば、

にんじん・かぼちゃ・ほうれん草などにはβ-カロテンが多く含まれています。

ピーマンやブロッコリーなどは、ビタミンCを取る食品の選択肢になります。

野菜類からは食物繊維やカリウムなども摂取できます。

つまり、

「この野菜だけ食べれば完璧!」

という野菜はありません。

赤、緑、黄色など、食卓の色を意識してみるのも、さまざまな食品を取り入れるきっかけになります。

ポイント朝食に野菜を加えて生活リズムを整える

夏休みは生活リズムが崩れやすい時期です。

夜更かしをして、

「朝起きられない」
「朝食を食べない」
「昼近くになってようやく勉強を始める」

という生活になってしまう子もいます。

そこで見直したいのが朝食です。

例えば、

ご飯+卵+野菜入りみそ汁

パン+卵料理+サラダ+ヨーグルト

など、主食だけで終わらせず、できる範囲で食品を組み合わせます。

朝食を取る時間を決めると、

起床朝食勉強

という一日の流れも作りやすくなります。

野菜だけに「集中力を上げる効果」を期待するのではなく、食事や睡眠を含めた生活全体を整えることが重要です。

ポイント夏野菜から理科の勉強ができる

8月31日は夏の終わり。

この時期だからこそ注目したいのが夏野菜です。

例えば、

  • トマト
  • きゅうり
  • なす
  • ピーマン
  • オクラ
  • とうもろこし

などがあります。

ここで子どもに、

「どうして夏に育つ野菜には水分を多く含むものがあるんだろう?」

と聞いてみると、理科の学習にもつながります。

さらに、

「トマトの実はどこからできる?」
「オクラを切るとどんな形?」
「とうもろこしはどのように実がつく?」

と観察してみるのも面白いでしょう。

スーパーの野菜売り場も、見方を変えれば立派な学習場所です。

ポイント食事を「調べる学習」のきっかけにできる

子どもの勉強というと、机に座って問題集を解くことばかり考えがちです。

しかし、学習のきっかけは日常生活の中にもあります。

例えば野菜一つでも、

「どこで作られているの?」

と調べれば社会につながります。

「どうやって成長するの?」

と調べれば理科につながります。

「100gでいくら?」

と考えれば算数・数学につながります。

「旬という漢字にはどんな意味がある?」

と調べれば国語にもつながります。

勉強が得意になるためには、知識を暗記するだけでなく、身近な出来事に「なぜ?」と疑問を持つことも大切です。

野菜の日は、食事から学びを広げる絶好の機会です。

「野菜は1350g」って本当?

野菜について調べると、よく目にするのが**「1日350g」**という数字です。

これは主に、健康づくりの中で示されてきた成人の野菜摂取量の目標です。

ここで注意したいのは、

「小学生も中学生も全員、毎日350g食べなければならない」

と単純に考えないことです。

子どもは年齢や性別、活動量などによって必要なエネルギーや食事量が異なります。

学校給食の献立や食事バランスガイドなども参考にしながら、成長段階に応じた食事を考える必要があります。

大切なのは数字だけを追いかけることではなく、毎日の食事の中でさまざまな食品をバランスよく取る習慣を作ることです。

350gの野菜って実際どのくらい?

「350g」と数字だけ聞いても、なかなかイメージできません。

そこで8月31日の野菜の日には、実際に家庭で野菜を量ってみるのもおすすめです。

キッチンスケールを使って、

「トマト1個は何g?」

「きゅうり1本は何g?」

「キャベツを100gにするにはどのくらい?」

と調べてみましょう。

これは小学生の算数にもつながります。

さらに、

「トマト150gときゅうり100gを合わせると何g

と問題を作れば、低学年でも計算練習ができます。

勉強は、必ずしもドリルだけで行う必要はありません。

実物を使って数字を考えることで、「g」という単位も実感を持って理解しやすくなります。

野菜ジュースだけでもいい?

野菜が苦手な子を持つ保護者の方からすると、

「野菜ジュースを飲ませれば大丈夫?」

という点も気になるでしょう。

野菜ジュースは手軽に取り入れられますが、生の野菜や調理した野菜とまったく同じものと考えるのは適切ではありません。

加工方法などによって栄養成分は変化します。

商品によって原材料や栄養成分、食塩や糖類などにも違いがあります。

そのため、

「野菜ジュースを飲んだから、今日は野菜を食べなくていい」

と考えるのではなく、食生活を補う選択肢の一つとして考えましょう。

パッケージの栄養成分表示を親子で比べてみるのもおすすめです。

「100mlあたり」と「1本あたり」の数字を比較すれば、算数・数学の勉強にもなります。

野菜嫌いの子にはどうすればいい?

「うちの子は野菜を全然食べてくれない」

という悩みを持つ保護者の方もいるでしょう。

そんなとき、無理に食べさせるだけでは食事そのものが嫌になってしまうことがあります。

まずは、

なぜ嫌いなのか

を聞いてみましょう。

「味が嫌い」

「苦い」

「食感が苦手」

「見た目が嫌」

など、理由は子どもによって違います。

例えば、生のトマトが苦手でも加熱したトマト料理なら食べられる子もいます。

大きく切った野菜が苦手でも、細かく切れば食べられることもあります。

調理法や切り方を変えるだけで印象が変わる場合もあるため、無理のない範囲で試してみましょう。

夏休みの自由研究にも「野菜」はおすすめ

8月31日は夏休みの終盤でもあります。

自由研究がまだ終わっていない子なら、野菜をテーマにする方法もあります。

例えば、

「夏野菜の水分量を比べる」

「野菜の種を観察する」

「切った野菜の断面を比べる」

「スーパーで野菜の産地を調査する」

などです。

特に「産地調べ」は社会の学習につながります。

愛知県産、北海道産、長野県産など、野菜によって産地が違うことに気づくでしょう。

地図に産地を書き込み、

「なぜこの地域でたくさん作られているのか?」

まで調べれば、立派な自由研究になります。

保護者ができる「食事を学びに変える声かけ」

食卓で、

「野菜を残さず食べなさい!」

だけで終わらせるのは少しもったいないかもしれません。

「この野菜はどこで作られたと思う?」

「夏と冬では値段が違うのはなぜかな?」

「このピーマンの中には種が何個くらいあると思う?」

と聞いてみてください。

すぐに正解を教える必要はありません。

予想する観察する調べる確かめる

という経験そのものが学習になります。

食事は毎日のことだからこそ、子どもの知的好奇心を育てる教材にもなるのです。

まとめ|831日は「野菜を食べる」だけでなく「野菜から学ぶ」日に

8月31日の野菜の日に、小学生・中学生と一緒に考えたいポイントは次の5つです。

  1. 野菜は成長期の食生活を支える食品の一つ
  2. 野菜によって含まれる栄養素が異なる
  3. 朝食を含めた規則正しい食生活を意識する
  4. 夏野菜を観察すると理科の学習につながる
  5. 産地や値段を調べれば社会や算数・数学にもつながる

野菜を食べたからといって、突然集中力が高くなったり、テストの点数が上がったりするわけではありません。

しかし、よく食べ、よく眠り、元気な状態で勉強することは、毎日の学習を続けるための大切な土台です。

そして、せっかくの「野菜の日」。

「体にいいから食べよう」だけで終わらせる必要はありません。

831日は、831=「やさい」の語呂合わせから生まれた野菜の日です。

今日の食卓に並んだトマト一つからでも、

「どこで育ったの?」

「どうやって実ができるの?」

という学びを始められます。

夏休み最後の時期だからこそ、身近な食べ物から「なぜ?」を見つける楽しさを、親子で体験してみてはいかがでしょうか。

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