アンイングリッシュGROUP -ブログ-

このページでは愛知県立旭丘高校に焦点を当て、学校の特色、アクセス情報、偏差値、進学実績などについて紹介しています。受験生や保護者の皆様に向け、旭丘高校の合格要件や内申点についても簡潔に解説しています。高校受験を検討中の方々は、ぜひ参考にしてください。

旭丘高校について、その特色や校風は？

旭丘高校は1870年(明治3年)に尾張藩の設立した藩校・洋学校を起源に持ち、愛知一中・市三高女の精神を受け継ぐ公立の伝統校です。受け継がれてきた「正義を重んぜよ」「運動を愛せよ」「徹底を期せよ」の精神をもとに、学習と部活動の両立とその徹底を堅持し、知・徳・体を兼備したリーダーとなる人物を多く輩出しています。

愛知県公立高校一般入試では、普通科尾張学区第1群Aグループに属しています。菊里高校と併願する受験者がほとんどで、東海高校や滝高校などの私立高校に合格している場合は単願での受験をする生徒も多くいます。入試倍率は例年1.5～1.75倍ですが、ほぼ全員が第一志望で志願しています。

公立高校のなかでも全国トップクラスの進学実績があり、毎年医学部進学実績は全国でも上位の数字を出しています。生徒の自主性に任せることで力を最大限に発揮させるという方針のため、放任し過ぎで浪人率が高くもなっています。ただ受験校に妥協はないからこそ浪人率が高いとも言えるので、本当に自主性が重んじられている環境だと言えましょう。同じ名古屋市の公立トップ校を争う明和高校は地元志向が強い傾向があり、比較的堅実に名古屋大学を中心に地元国公立大学や南山大学・名城大学を志望している生徒が多いので、そのあたりの校風の差も念頭に入れて高校選びをすると良いでしょう。

生活面でも自主性が重んじられているため、制服はあるが、私服登校が黙認されており多くの生徒が私服で登校しています。また、髪型や化粧なども生徒の判断に任されているなど、校則はないに等しく、下駄とマントが禁止されているくらいしかありません。学校行事もほとんどのものは生徒が企画運営しており、学校祭は6日間の長丁場で行われ、日本で一番長い学校祭と言われています。

また美術科を設置していることも特色の一つです。商業的なデザインを学ぶというよりは、芸術を掘り下げる・芸大へ進むための教育に力を入れています。毎年12月に旭丘高校美術科3年生の卒業制作展「旭美展（きょくびてん）」が愛知県立美術館ギャラリーで開かれています。こちらの運営もすべて生徒が行っていますので、美術科のこと・受験のことなどを直接聞くことができます。

旭丘高校のホームページ（https://aichi-asahigaoka.ed.jp/）