2025.07.10
探求学習とは? “なぜ?”から始まる中学生のための新しい勉強法
探求学習とは? “なぜ?“から始まる中学生のための新しい勉強法
はじめに|探求学習ってなんだろう?
最近の教育でよく聞くようになった「探求学習(たんきゅうがくしゅう)」という言葉。けれど、「探すってなに?」「ふつうの授業とどう違うの?」と感じる中学生も多いかもしれません。
探求学習とは、一言でいうと、自分の疑問や興味を出発点にして、自分で調べて考えていく学習方法です。
この記事では、探求学習とは何か、どうやって行うのか、そしてどんな力が身につくのかを、中学生にもわかりやすく解説していきます!
- 探求学習とは?|答えのない問題にチャレンジ!
▶ 普通の授業との違いは?
通常の授業では、先生があらかじめ「答えのある問題」を出して、それを解いていくスタイルが多いですよね。
探求学習では、
- 「なぜだろう?」という疑問からスタート
- その疑問を調べて、自分の考えをまとめる
- 最後にプレゼンやレポートで発表
といったように、答えを探しながら、自分の頭で考えるのがポイントです。
- どんなテーマで探求するの?
探求学習のテーマは自由。
学校によっては「総合学習」や「キャリア教育」の時間に実施されることが多いですが、具体的にはこんなテーマがあります:
- なぜ日本では自転車ヘルメットの着用が進まないのか?
- コンビニで売れ筋のスイーツはどう決まる?
- SDGs(持続可能な開発目標)を身近に実現するには?
- 推し文化と経済の関係性について
こうしたテーマには“正解”がありません。だからこそ、自分の考えを深く掘り下げる力が育ちます。
- 探求学習で育つ力とは?
探求学習では、次のような未来に必要な力が育ちます。
✅ 自分で課題を見つける力(課題設定力)
何に疑問を持つか? それをどうやって掘り下げていくか?
✅ 調べてまとめる力(情報収集・整理力)
ネットや本、インタビューなど、情報を探して整理するスキル。
✅ 自分の意見をもつ力(思考力・判断力)
集めた情報から「自分なりの答え」を見つける力。
✅ 人に伝える力(プレゼン力・表現力)
自分の考えを、文章やスライド、発表で伝える力。
これらは、どれも「社会に出てからも大事な力」でもあります。
- 実際にやってみると?|探求学習の流れ
▼ ステップ1:テーマを決める
「気になること」「ちょっと不思議に思ったこと」でOK!
例:
- なぜ朝ごはんを食べたほうがいいのか?
- 校則って誰が決めているの?
- ゲームって学びに使えないの?
▼ ステップ2:調べる
ネット、本、アンケートなどを活用して、情報を集めます。
▼ ステップ3:考える
「わかったこと」+「自分はどう思ったか」をセットで整理します。
▼ ステップ4:まとめて発表
ポスター、スライド、作文など自由な形で発表!
- 家でもできる!探求学習の始め方
探求学習は学校だけでなく、自宅でも実践できます。
✅ 家でできるテーマ例
- 家族の電気代は月にいくら?どうしたら減らせる?
- お弁当の中身の産地はどこ?国産と輸入の割合は?
- 自分の名前の由来や人気の名前ランキング調査
✅ おすすめの進め方
- 疑問を「ノートにメモ」してみる
- 休みの日に図書館で本を探してみる
- 家族にインタビューしてみる
- 保護者ができるサポートとは?
探求学習は「自分で考える」ことが大切。でも、家庭でのちょっとしたサポートがあると、子どもはもっと楽しく取り組めます。
✅ 具体的な声かけ例
- 「なんでそう思ったの?」
- 「それって他にも理由あるのかな?」
- 「じゃあ、どうやって調べてみる?」
正解を与えるのではなく、「問いかけ」で思考を深めるサポートが効果的です。
まとめ|自分で学ぶ力は一生の宝物
探求学習は、テストの点数だけでは測れない“本当の学ぶ力”を育ててくれます。
- 自分から疑問を持つ
- 調べて考えてまとめる
- 伝えて振り返る
この流れを体験することで、子どもたちは「学ぶって面白い」と感じられるようになります。
明日は、もっとテクノロジーに近い「EdTech(エドテック)」についてお届けします。ぜひ楽しみにしてくださいね!




























