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2025.07.23

【2日目】「時計と時間感覚」を育てる家庭のヒント 〜“5分の長さ”がわかると、算数が好きになる!?〜

2日目】「時計と時間感覚」を育てる家庭のヒント

“5分の長さがわかると、算数が好きになる!?〜

このシリーズについて

このブログシリーズは、小学校低学年の子どもたちに向けて、将来の「算数力」「論理力」の土台となる“感覚”を育てるヒントを、全3回にわたってお届けしています。

  • 1日目:お金の感覚(数のまとまり・価値の理解)
  • 2日目:時計と時間感覚(単位・構造・見える化) ← 今回
  • 3日目:図形と空間認識(形の操作・空間把握)

2日目の今回は「時間の感覚」。「今、何時?」「あとどれくらい?」という感覚が育つと、算数だけでなく生活習慣や自己管理力にもつながっていきます。

【実話ストーリー】「5分って、まだ?」の先にある学び

小学1年生のゆうとくんは、テレビのCMが終わるたびに「もう始まった?」「あと何分?」と聞いてきます。

時計は読めるけれど、「時間の長さ」はまだ体でわかっていない様子。

そんなある日、お母さんがこんな提案をしました。

「このキッチンタイマーで5分セットしてみよう。鳴るまでに靴下をそろえて、ランドセルを片付けてみて」

実際に5分という“時間の枠”を感じながら動いたことで、ゆうとくんは初めて、「5分ってこれくらいの時間か!」と納得したようでした。

時間感覚が育つと、どんな力が伸びる?

  1. 単位の理解が深まる(5分・15分・30分など)
  2. 計算力が上がる(60 ÷ 515 × 4 など)
  3. 自己管理力が育つ(時間を見て行動を決める)

時間の感覚は、後の”時間と時刻”の単元だけでなく、「見積もる」「分ける」「順序立てる」といった思考にも直結します。

家庭でできる「時間感覚」を育てる3つの工夫

アナログ時計を読むだけでなく動かす

おもちゃの時計、もしくは針を手で動かせる時計を用意。

【ポイント】

  • 「今6時だから、30分進めると?」
  • 「長い針が“3”にきたらスタートね」

見るだけではなく、“手で動かして体感する”ことで、時間の構造(=60分の成り立ち)を理解できます。

タイマーを使って「時間内にやる」経験を

宿題・片づけ・着替えなど、生活の中に「時間制限ゲーム」を取り入れる。

【ポイント】

  • 「5分間でどれだけできるか競争しよう!」
  • 「3分だけ集中して、そのあと自由時間ね」

“時間内にやる”を繰り返すと、「今、どのくらい経ったか」が自然と体に入ってきます。

カレンダーで日・週・月の感覚も育てる

時計と並行して、カレンダーの活用もおすすめです。

【ポイント】

  • 「あと何日で遠足?」と指折り数える
  • 予定を自分で書き込む習慣を持たせる
  • 「昨日・今日・明日・来週」などの語彙も自然と増える

保護者ができるちょい足し声かけ

  • 「今7時15分。30分経ったら何時かな?」
  • 「あと10分で出発だけど、何できる?」
  • 「お風呂、今日は何分で入れるかチャレンジ!」

“時間”に関する声かけは、日常すべてが教材になります。

まとめ:「時間」は目に見えない数のチャンス

時間の感覚を育てることは、ただ時計が読めるようになることではありません。

  • 「今から何分後?」を考える力
  • 「今は何をする時間?」と切り替える力
  • 「やりたいことに時間を使う」自己選択の力

これらすべてが、“時間を味方にする力”へとつながっていきます。

明日のテーマは、図形と空間感覚。「三角形ってどこが三角なの?」「この形、どうやってできてる?」

そんな子どもたちの“感覚と思考”を刺激する学び方をご紹介します。

お楽しみに!

山口誠司 塾長 BLOG INDEX
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